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2013年11月09日 5:08 PM
さて、11月に入りまして、10月の暑さから
「暖冬かしら。。」
なんて思っていましたが、気づけば立冬も過ぎて
冬の足音がだんだんと聞こえてくるようです。
新宿の戸山公園や街路樹でも
ハナミズキは小豆色に
ケヤキは黄色から茶色になって
落葉し始めました。
さて、デパートやショッピングモール
お花屋さんの店頭でもクリスマス商品が
ずいぶんと並ぶようになりました。
クリスマスや年末の園芸の定番
シクラメンやポインセチアもどんどん
登場し始め
「どれを選んだらよいかしら。。
いつも失敗しちゃうのよねえ。。」
と迷ってらっしゃる方も
いらっしゃるのではと思います。
そこで「シクラメン&ポインセチア」
ミニシクラメンとピンクの葉色の「プリンセチア」
を例にしながら、選び方&管理のコツを
ご紹介させていただきます。
まずはシクラメン。
花の大きなシクラメンはこれから
大鉢や様々な品種が出回り始めますが
花自体が小さくて小ぶりなものを
「ミニシクラメン」と呼びます。
鉢の大きさは関係ありません。
ちなみに「ガーデンシクラメン」とは
ミニシクラメンより花の咲く本数が少ないですが
外の寒さに強く丈夫な品種のものを
総称しています。
↑ミニシクラメン
このミニシクラメンは
●室内で日当たりのよい場所を好み
●水は乾いたらたっぷり与え、
●肥料も今から成長期ですのでどんどん施します。
選ぶときは鉢を持ち上げて、横から
このようにつぼみが沢山上がっていて、
葉の茶色い部分がないものを選ぶと良いでしょう。
次に「ポインセチア」といえば赤が定番ですが
最近は赤ひとつとってもダーク系から蛍光色
レモン色、白、斑入りなど様々な品種があります。
その中で革命的ともいえるピンク色が
この「プリンセチア」です。
↑プリンセチア ピンクホワイト
成長期は青々とした緑の葉が茂り、
夏の日が長いときに遮光と言って
部屋を暗くすると今の時期に色づいてきます。
ポインセチアの色づくということは
落葉樹で言えば紅葉することと同じです。
したがって、シクラメンのように肥料はいりません。
もうすぐ、葉が落ちて休眠して
また来春新しい芽を吹きだします。
なるべく長持ちさせるには
●株自体が充実していて、幹がしっかりしていること。
●花芽にまだつぼみがあること。
葉の真ん中の小さな米粒くらいの緑のつぼみがあります。
咲くと黄色の花が見えます。
●ボリュームがあること。
ポインセチアは色づいたあとは
落葉するだけなので、葉の多いものを選びましょう。
ちなみに葉が落ちても枯れたわけではなく
休眠状態へ入った状態ですので、お間違え無く、
来年新芽が青々と出てくるまで株を少しこじんまりカットし
気長に水を少しづつ与えて春を待ちましょう。
冬場の観葉植物と同じ管理で大丈夫です。
今年の年末は色んな種類の
「シクラメンとポインセチア」
性格の違いをよく知っていただいて、
これから12月下旬までたくさん登場しますので
ぜひ、チャレンジしてみて下さい。
ちなみにシクラメンはサクラソウの仲間ですので
本来の咲く時期の5月半ばまで花が咲き続けます。
良い鉢を選んで長く楽しんでくださいね。
ニュー花矢では来週末から
いよいよ産地直送の「ポインセチア」
翌週は「シクラメン」が入荷します。
お楽しみに!
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